Q&A

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(1)心房細動について

1−1
心房細動は、不整脈とは違うのですか? どこが悪くなる病気ですか?

心房細動は不整脈(心拍数が乱れてしまうこと)の一種です。心臓の一部である心房で異常な電気信号が不規則に生じ、心房が震えてしまってうまく拍動しない状態になる病気です。自覚症状がない場合もありますが、「どきどきする」「胸が苦しい」「息切れしやすい」「めまいがする」といった自覚症状があらわれることもあります。

1−2
心房細動は、自分で発見できますか?

手首で自分の脈拍を測ることで、わかることもあります。自分では気づかない場合もありますので、医療機関を受診することが大切です。

1−3
心房細動の治療を行わなかった場合、どうなりますか?

心房細動は、心原性脳梗塞という重症度の高い脳梗塞や、心不全になってしまうリスクが上がります。心房細動が疑われる場合は、医療機関を受診して、適切な治療をすることが望ましいでしょう。

1−4
心房細動にならないようにするには、どうしたらよいですか?

心房細動は、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム、慢性腎臓病などの生活習慣病をお持ちの方に起こりやすいことが知られています。心房細動の予防には、生活習慣病の治療を行い、生活習慣を改善することが大切です。

1−5
心房細動の不安がある場合は、どんな病院に行けばよいですか?

病院の循環器内科などで詳しい検査などが行えます。まずは、かかりつけの医師に相談してみてください。

(2)心房細動の治療について

2−1
治療をすると、心房細動は治りますか?

薬による心房細動治療は、心房細動の発生を抑えるための治療ですので、薬は継続して服用する必要があります。(薬を中止すると、心房細動が再発してしまいます)
アブレーション治療の場合は、心房細動の根治を望むことができます。どの治療方法を選択するかは、主治医とよくご相談ください。

2−2
アブレーション治療後、通院や薬の服用は必要なくなりますか?

経過観察での通院は必要です。心房細動を抑える薬は必要なくなりますが、抗凝固薬は飲み続ける場合がありますので、主治医とご相談ください。

2−3
アブレーション治療は体に負担がかかりますか?

アブレーション治療は、局所麻酔をかけて、大腿部などを小さく切開して行う治療です。切開する範囲が小さいので、比較的体への負担が少ない治療です。入院期間も1週間前後と、短くて済みます。

2−4
アブレーション治療はどこで受けられますか?

入院設備のある循環器内科などで受けることができます。どのような治療を選択するかは、患者さんの状態によって異なりますので、主治医とよく相談してください。

2−5
アブレーション治療を受けたあと、どれくらいで歩けるようになりますか?

術後の身体の状態や止血方法によって異なります。止血方法に応じて数時間から1日程度でで歩けるようになることが多いです。

2−6
アブレーション治療を受けたあと、どれくらいで社会復帰できますか?

一般的には1週間程度で退院することが多いとされています。患者さんの体力次第ですが、退院後数日で復職する方もいらっしゃいます。

2−7
アブレーション治療を受けることによって、本当に根治するのでしょうか?

アブレーション治療後に再発することもあります。また、心房細動が進行している患者さんほど、再発リスクが高いともいわれています。

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